平成19年9月16日(その2)

 「隠し田米」の名前の通り、田んぼが丘の上にあり、この田んぼは一見、下からは見えません。隠された田んぼです。
現在は隠しているわけではありませんが、江戸時代は厳しい年貢から逃れる為に、われわれの先祖が苦肉の策で生み出した農法です。
家計を助ける為のこの田んぼで取れるお米の味が最高なのは、先祖にとってはうれしい誤算だったのではないでしょうか。

 視察を終えて、みんなで昼食を兼ねて、交流会です。もう長い付き合いなので、気心も知れた仲。
話も弾み、これからも丹誠込めて、高品質のお米を作り続けることを約束させていただきました。
また、お米屋さん達から、お客さんの声を聞く絶好の機会にもなりました。「とてもおいしく頂いているんで、がんばってください」など、お客さんの話を聞いて、「もっとがんばろう」という気持ちでいっぱいになりました。
今年の新米も11月頃に大阪のお米屋さんへお届けすることになると思います。もうしばらくお待ちください。

 白倉ライスファーム
 白倉 卓馬

モドル